言葉にご用心
「微妙に何か変……、そんな言葉はありません」という間違い。
さ
- 采配を振る
- 「采配を揮う」「采配を振るう」は誤り。
- 先取りする
- 「先取る」は誤り。
- 酒を酌み交わす
- 「酒を飲み交わす」は誤り(「酒を飲み明かす」と混同されやすい)。
- 撒水
- 「散水」。「撒水」の慣用読み「さくすい」から。
- 覚め遣らぬ/醒め遣らぬ
- 「覚め止まぬ」は誤り。完全に覚めきっていない。「興奮――」「夢――」。
- 山茶花
- 「さざんか」。本来は「山茶花」(今は「さざんか」)。
- 三位一体
- 「三身一体」は誤り。「さんい」ではなく「さんみ」と読む。
し
- 鹿爪らしい
- 「しかめつらしい」は誤り(「顰めっ面」と混同されやすい)。もったいぶっている、という意味。「鹿爪」は当て字。
- 時期尚早
- 「時期早早」「時期早尚」は誤り。
- 事実を歪曲する
- 「事実を湾曲する」は誤り。「歪曲」とは、ことさら事実をいつわって伝えること、「彎曲/湾曲」とは、弓形に曲がること。「湾」は書き換え字。
- 至上命令
- 「至上命題」は誤り。「至上」とは、この上もないこと、「命題」とは、題をつけること。
- 時節柄
- 「季節柄」は誤り。時節にふさわしいこと。このような時節だから。時分柄。「―御自愛ください」。
- 視線
- 「目線」。テレビ界の語。
- 舌先三寸
- 「口先三寸」は誤り。口先だけの巧みな弁舌。
- 舌鼓
- 「舌包み」は誤り。
- しだらない
- 「だらしない」。元元は「しだらない」。
- 地団駄/地団太を踏む
- 「じたんだを踏む」は誤り。腹を立てたり悔しがったりして、激しく地を踏むこと。地踏鞴を踏む。
- 死中に活を求める
- 「死中に活を得る」は誤り。絶望的な状態にあって、切り抜けていく方法を探し求める。
- 失血死
- 「出血死」は誤り。
- しつこい
- 「ひつこい」。本来は「しつこい」。
- 実物大
- 「実寸大」は誤り。「原寸大」との混同か。実物と同じ大きさであること。
- 自転車
- 「じでん車」は誤り。
- 死に急ぐ
- 「生き急ぐ」は誤り。
- 社団法人
- 「社会法人」は誤り。
- 斜に構える
- 「斜めに構える」は誤り。
- 遮二無二
- 「遮二無(に)」は誤り。一つのことだけをがむしゃらにするさま。
- 将棋を指す
- 「将棋を打つ」は誤り。
- 性懲りも無く
- 「証拠にも無く」は誤り。
- 小冊子
- 「小雑誌」は誤り。小型で薄い本。また、「小冊子」を「しょうざっし」と読むのは誤り。
- 照準を合わせる
- 「標準を合わせる」は誤り。
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